review
殖民惑星を舞台に仏陀が神をバッタバッタとなぎ倒すお話。 涅槃から仏陀を回収する装置とか、ひどい妄言が息をするように出てきて面白い。 ヒンドゥーはさっぱりわからないので、この中に出てくる社会モデルがどのくらいヒンドゥーっぽいのかがわからないの…
文字、交通標識、通信、地図、象徴など、いろいろな記号の歴史を書いた本。 全体的に広く浅く。 フランスの通信装置の扱いが大きいのはフランスの人が書いたからかな。
開始間もない飛行機による郵便輸送をテーマにした2編を収録。 夜間飛行による輸送事業を監督するリヴィエールを主人公にした「夜間飛行」は短編なのに大変重い感じを受けたよ。 危険で重要な仕事に就く人の使命感や、飛行士の特別な感覚等、あんまりオデに…
妖蛆召喚で、ヘルボーイが去った後のB.P.R.Dを主役にした、マンガシリーズだよ。 もっと前の話もあるはずだけど、読んでないのでいつの間にかヨハンというキャラがレギュラーになってるみたいだけど、誰だかわかんないや。 お話はミニョーラだけど、絵はGUY …
世界のデザインの歴史だよ。近代以降の美術・工業両方のデザインの説明が書いてあったよ。技術の発達や政治の動向がデザインにも影響してくるのが面白かったよ。古い様式とかも例を見るとまねしたくなっちゃうなぁ。
近未来を舞台に、世界を支配する巨大企業ドライコが大活躍する6部作の大3作だよ。 救世主が見つかったのでせっかくだから企業でやとって便利に使おうというプロジェクトが起こるけど、担当者が救世主に変なビジョンを見せられてしまったために、前々から引…
夢みる宝石は 不思議な踊りを踊った! 動物は 1 のMPをすいとられた。 家出をした子供が、奇形の見世物サーカスに紛れ込むけど、実は団長は人類以外の知的生命体を使った恐ろしい陰謀をたくらんでいた・・・というお話だよ。うーん、最後の展開はいいんだ…
ムーミントロールとその一家が不思議な帽子を拾って大騒動を繰り広げるお話だよ。 ムーミンパパは働いている様子は無いけれど、ムーミンママは家事に忙しそう。 いろいろ面白い生き物がでてくるから、ネタをパクってまよキンの読者応募サプリメントに送れば…
宇宙の観測の歴史とかが載っている本だよ。古今のいろんな宇宙観が乗っているのは最初の一章だけで、後はビッグバン理論以降のいろんな説の紹介とか、観測されるものの用語の説明が載っていたよ。出てくる算数が難しくてなかなか話しについていくのが難しか…
幼児向けのドラえもんの単行本だよ。 短めの話が多いけど、今まで読んだことが無い話も多いよ。 ドラえもん初登場の低学年バージョンが目当て。のび太の歌声も「ボエー♪」なのね。 キャラクター紹介でジャイアンはあだ名について説明されてないのが不思議。
超能力を持つミュータント軍団が5人集まって人間より凄い生き物になるお話だよ。
船旅に出ると何故か遭難して見知らぬ国に漂流してしまうガリヴァーさんの旅行記だよ。 風刺小説らしいけど、後半ほどなんとなく解説読まなくても意味がわかるような気がするのは、一般的な内容が増えていくからかな。だんだん人嫌いになっていくよね。 巨人…
ルネサンスと宗教改革は最近巷で言われているほど関係が深いものじゃないんじゃないかというようなお話だよ。その後啓蒙主義へ続く。 何々と何々が関係あるって話と比べて、逆だとなんだか地味だね。 なんとなくプロテスタントとカトリックの違いがわかった…
ベトナム戦争でトラウマを負った兵士が、引退後ベトコンの幻覚に悩まされるけれど、それは巨大な陰謀の一部だったので立ち向かうというお話だよ。 導入は奇抜だけど、中はどうもまとまりにかける感じ。変な東洋人大量出演。
同名の映画化作品の方が有名らしいSF小説だよ。でも映画のほうは見たこと無いよ。 不良少年のアレックス君が、タイホされて面白療法を受けて治療されるお話だよ。 一人称の語り手が、独特な文法で喋るけど、名詞や動詞が造語になっているくらいで、普段自…
マインド・ゲームの作者ロビン西の短編集だよ。表題作ポエやん4話、Love Space'97前後編、MONKEY全一話収録。やっぱりちょっとニューエイジな感じだよ。ナオンはいいものだ、というメッセージが読み気がします。同意です。あとの作品になるほど絵が雑になっ…
マーベルとDCの2大スーパーヒーロー、バットマンとパニッシャーが戦う漫画だよ。アズラエルとパニッシャーが戦う"Lake of fire"と返ってきたブルース・ウェインがパニッシャーと戦う"Deadly knights"の2本を収録。 Lake of fire ちょっとおかしくなり始…
ドイツの学者のハイデッガーという人が、存在とは何じゃろなという話を書いた本だよ。話の前提や条件を事細かに書いていってるで、ちょっとうっかりするとナニが書いてあるのかわからなくなるので読むに1ヶ月以上かかっちゃったよ。説明するために、新しい…
有名な一コマ漫画コレクター、星新一が集めた漫画をテーマごとに集めて、ネタの解説や傾向、自分がもし同じ話題でお話を書くなら・・?見たいなアイデアなどを書いた本だよ。一コマ漫画を集めた本はなかなかないし、文章も面白いので楽しかったよ。文庫版は…
第2次世界大戦末期のドイツで、ヒムラーの覚えのよくないクルト大佐以下数名の兵士が、イギリスに潜入してチャーチルを誘拐するというお話だよ。ジャック・ヒギンズの代表作らしいよ。月には行かない。 シュタイナ中佐、スパイのグレイ女史、IRAのデブリ…
ギリシア・ローマの神話、ついでにインドと北欧の神話をまとめた本。序文を夏目漱石が古臭い文体で「この本英語の買ったけど読んでもないや、よく訳したね」と書いていて、本文も古い文体なのかと思ったら、本文は30年くらいに改訳したらしい。安心。ギリ…
落語のお話に、話の解説、わかりにくい時代背景の解説をつけた本だよ。ならった後に自分で話すさいに変更した点なんかも書いてあるよ。落語用じゃないお話もアレンジして話したりしてるのもあんだね。ジャンルが細分化しすぎたのがあとで吸収されちゃった感…
ロボットで有名な作家、カレル・チャペックの飼い犬関係の小話とコラムをまとめた本だよ。犬好きにもほどがあるよ。ボヘミヤーン。
人気ホラー映画ヘルレイザーの原作小説だよ。解くと快楽が得られるという不思議なパズル、ルマルシャンの箱を解いてみたら、大変なことになるお話だよ。紙が異常に厚くて、ページをめくるたびに二枚めくったかと思って確認しちゃったよ。「パパのところへお…
クライヴ・バーカーのホラー短編シリーズ「血の本」その2だよ。 腐肉の晩餐 人を発狂されて遊んでいた大学生が、狂った人に襲われる話。落ちの部分はなんだか無理やり殺人鬼をだしてるかんじで、ホラー映画っぽい 地獄の競技会 地獄VS人類のレースのお話。…
モミアゲの人、アイザック・アシモフの短編小説集だよ。執筆にまつわる話を、間間に挟んであるけど、ハーラン・エリスンって人はなんだかおっかなそうだ・・・。アシモフのロボットもの小説は初めて読んだけど、いきなり人間に従順な人型ロボットの時代が終…
噴火で埋まった古代ローマの町、ポンペイについて書かれた本だよ。遺跡の発掘史、発掘の成果、文献にあるポンペイの記述や観光の記録など、ポンペイいろいろ盛りだくさんな本だよ。ポンペイの公式神は、エローイ女神ウェヌス。エローイ町だった?当時使われ…
双子の兄弟が、第二次世界大戦で独米それぞれでエースパイロットになって、なんだかんだで陰謀に巻き込まれるお話だよ。陰謀に巻き込まれるまでは、双子がそれぞれ戦争で戦果を上げて昇進していくのが書かれてるけど、なんか単調かも。長いし。お話の最後に…
地球人と知性化チンパンジーが住む星に、鳥形宇宙人がせめて来たよ。最初は宇宙人が地球人をほとんどやっつけちゃったけど、残った地球人や別の宇宙人がチンパンジーたちと一緒に反撃するお話だよ。ゾォォォォォン。スタータイド・ライジングとはうって変わ…
10年ほど山篭りしていたら、超人病にかかった人(ツァラトゥストラ)が激しく独り言をつぶやきながら、人里に下りて教えを伝えたり、やっぱり山に篭りなおしたりするお話だよ。。なんだか思わせぶりなセリフばかりで進むけど、地球幼年期の終わりとかその…