バーサーカー赤方偏移の仮面 (ハヤカワ文庫 SF 387)

 バーサーカー皆殺し軍団 (ハヤカワ文庫 SF 126)と同じバーサーカーシリーズの小説だよ。
宇宙のどこかで開発された生物皆殺し機械が人類の生活圏に飛んできたので、頑張って戦うお話だよ。短文でつながれた短編集。
皆殺し軍団のほうは、小型の戦闘ユニットを使ったタイムマシンによる魚雷戦みたいな感じだったけど、こっちの本には変形しないユニクロンみたいなバーサーカー本体がいっぱい出てくるね。知恵を絞って強力なバーサーカーをやり込める話が多いので、ちょっと人類優勢っぽくみえる?

あとがきによると古典を奪胎換骨したとか書いてあったけど、古典の知識が無いから言われないとわからなかったよ。

表紙のバーサーカー遠隔ユニットはなんかキモーイ。